夫婦ボドゲ ステップアップ③ カルカソンヌ
③カルカソンヌ 難易度★★★(多人数プレイなら★★)
・ルール説明10分(草原ルールを最初から入れるなら20分)
・プレイ時間60分
・2~5人向け
2人でこそ本領を発揮するゲーム、それがカルカソンヌ!!
フランスの都市カルカソンヌを舞台に、タイルによって道や都市、修道院といった地形を作りながら、そこに「ミープル」と呼ばれる駒を配置し、より多く得点を稼ぐゲームです。
得点を稼ぐタイミングは2つ。
①道、都市、修道院が完成した時。
②ゲーム終了時。
(ミープルが置かれている未完成の道、都市、修道院、草原の得点を計算します)
ミープルの数は限りがあるため、いかにミープルを置いた地形を完成させて、効率良い回収→配置をするかが鍵になります。
多人数プレイだと、地形は次々と変わっていき、戦略を建てるのが難しく「タイルの引き運ゲー」だと感じることが多いのですが・・・(私もそう思っていました)
カルカソンヌは2人でこそ真価を発揮するのです!!
2人カルカソンヌは、タイルの枚数、地形を記憶し「いかに相手プレイヤーのミープルを殺す(=回収できなくする)か」を戦略的に行う競技性が格段に上がります。
全国大会に出場しているプレイヤーの方々が、チェス・クロックで持ち時間をフルに使いながら残りタイルをカウントし、1点を競い合う姿は感動すらします。
夫婦でまったりボドゲをする際に、タイムを測ってまでは・・・という場合も、ざっとタイルの枚数と地形を頭に入れておくだけで、「この都市は完成しないだろう」「この道は早めにつなげて、ミープルを回収しよう」と運任せでない戦略がたてられるようになります!
草原ルールは、最初とっつきにくいため、初心者の方と遊ぶ際にはなしでプレイ→慣れてきたら、改めて説明するのもオススメです。