夫婦ボドゲ ステップアップ② バトルライン
②バトルライン 難易度★★
・ルール説明:(ポーカーを知っていれば)5分
・プレイ時間:30分~45分
・2人専用
私が初めてクニツィアに出会った、記念すべきゲーム。
1~10までの数字がかかれたカードが6色、60枚あります。
相手プレイヤーと9つのポーン(写真右の赤いマーカー)を奪い合い、5つ先取するか、3つの連続する列のポーンを獲得すれば勝利。
9つのうちの5つを取る→敵陣の過半数を撃破。
3つの連続した列を取る→一点突破で、本陣を陥れる
といったイメージ。
ポーン手前にそれぞれ、7枚の手札から手番に1枚ずつカードを出していき、3枚のカードを並べることでポーカーで言う「役」を作ります。
相手の役より、自分の役が強ければ、そのポーンを獲得。
役の強さは
強い:ウェッジ(ストレートフラッシュ)>ファランクス(3カード)>バタリオン(フラッシュ)>スカーミッシャー(ストレート)>ホスト(ハイカード):弱い
※同じ役の場合は、数字が大きい方の勝ち。
また、特殊カードがあって、手番の最後にカードを補充する代わりに、特殊カードを1枚引くことができる。
「どのカードとしても使える」ワイルドカードや、役を無効にして数字の合計勝負にするカードなど、超強力なカードが10枚。
あまりに強いため、相手が使用したカードより1枚多い数しか使うことができません。
どこで特殊カードを使うかも悩ましい!
面白いのは、相手が3枚のカードを並べていなくても、絶対に自分の役を上回れないと証明できれば、ポーンを獲得できるところ。
不用意にカードを場に出してしまうと、相手の勝ちを証明してしまうことがあるため、自分の手札と、場に出ているカードとにらめっこしながら、ウンウン唸ることに・・・。
俗に「洗面器ゲーム」(洗面器の水に顔をつけて、先に顔を上げた方が負け)と言われるこのゲーム。
苦しいけれど、ジリジリした駆け引きが楽しい!
慣れてくると、特殊カード抜きの7枚手札で戦うことをオススメします!
「放課後さいころ倶楽部」というボードゲームマンガで紹介されていたルールは「特殊カード抜き、手札6枚」でしたが、手札6枚にしてしまうと「待ち」がまったくできず、戦略を練る間もなく場にカードを出さなければならないので、カードの引き運に強く依存します。
7枚なら、待ちつつ、相手とのガチンコ心理戦が楽しめます!
うちの夫婦では、特殊カード抜き7枚手札がスタンダードなルールになっています。